トレーラーハウスとは?
トレーラーハウスとは、簡単に言うと、小さな家に車輪がついている移動式の建物。
一般的なトレーラーハウスは、家そのものにタイヤがついているのではなく、タイヤのついているシャーシの上に建物が乗っているものというイメージです。
通常トレーラーハウスだけでは移動ができなくなっていて、移動させる際には、牽引車を使って移動させる必要があります。
似ているものにキャンピングカーがありますが、大きな違いとしてはキャンピングカーはエンジンを搭載し、自走できることが挙げられます。
また、キャンピングカーは通常の車と同様に走行し移動することを目的としていますが、トレーラーハウスは基本的には移動先で住宅や店舗として定住することが目的となっており、この違いによって構造としても大きな違いがあるのです。
トレーラーハウスの
メリット
Merit
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税制上有利になる
トレーラーハウスは、「車両扱い」となるため、住宅などの不動産とは違い、「動産」となります。 動産なので、通常住宅などを購入した際に必要な「不動産取得税」や「固定資産税」などがかからず、取得・維持が比較的容易です。
また、車両ではありますが、エンジンが搭載されておらず、また自走もできない(牽引車が必要)なので、重量税も不要です。
さらに法人で購入する際には減価償却期間は最短4年となっているので、初期費用・維持費用を抑えながら維持管理していくことが可能です。
※細かい制度や取り扱いは各自治体により異なる場合があります。 -
自由度が高い
設置場所などについても、移動可能な状態であれば「車両扱い」なので、通常住宅が建てられない地域にも設置可能です。
通常住宅を建てる際には建ぺい率や容積率の制約を受けますが、トレーラーハウスの場合はその制約を受けずに設置ができるようになっており、自由度の高い使い方が可能です。 -
災害に強い
トレーラーハウスは、建物がタイヤのついたシャーシ上に載っており、移動ができるように設計されていることから、振動や衝撃に強い構造になっています。
牽引車での移動時にかかる振動や衝撃や難なく耐えることができるということは、多少の地震や強風でもタイヤなどがクッションとなって振動や衝撃を吸収してくれるということになります。
また、牽引車で移動が可能という点からも、災害が起きた際にトレーラーハウス自体を移動させることで、避難所としても活躍させることができるのです。
こんなシーンで使えます Scene
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店舗・オフィス
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別荘
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住宅・離れ
一般住宅と比較しても遜色ない設備を備えたトレーラーハウスは、さまざまなシーンでご利用いただけます。
用途に困っている空き地をお持ちの場合、トレーラーハウスを置くだけで簡易オフィスとしても利用でき、自宅近くの空きスペースに置けば離れとしても利用できるなど、さまざまな使い方が可能です。